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院長ブログ 2017年12月

膝が痛いそこのあなた。猫背ではありませんか?

そこの膝が痛いあなた、
こんにちは。


ひとつお聞きしますが、
膝の痛みはさておき、
猫背ではありませんか?

残念ながら、
膝が痛い上にもし猫背であれば、
あなたの膝痛は
非常に治りにくい状態です。

整形外科でも、
整骨院(接骨院)でも整体院でも、
膝の痛みが改善しにくい時に、
猫背との関連性を指摘してくれるケースは
決して多くないと思います。

今回は、
どのように膝の痛みと猫背が関連するのか?

その繋がりを簡単にお伝えしたいと思います。


なぜ猫背だと膝が痛くなるのか?



まず猫背というのは、
“胸椎”という背骨の背中の部分が
丸まって固くなっている状態を指しますが、
そのような状態だと、
ほとんどの場合、
腰の動きも固くなっています。

背中が丸まっているということは、
真っすぐにしたり、
あるいは反ったりすることが苦手だということです。

そうなると、
当然腰も反りにくくなります。

あまりに過度な反り腰は
良くないと云われていますが、
適切に反る運動ができないうこともまた、
非常に大きな問題となるのです。

そして、
腰の動きが悪いと、
骨盤の動きも悪くなります。

さらに、
骨盤の動きが悪いと、
股関節の動きが悪くなります。

結果的に、
股関節の動きが悪くなると、
ももの筋肉が固まりやすくなったり、
膝だけに負担をかけることになってしまったり
といった状態になってしまうので、
膝の痛みが改善しにくくなってしまうということです。


では、猫背で膝が痛い人はどうしたらいいのか?



先程お伝えした
“胸椎”の動きを良くするのは
非常に難しく、
適切な指導が必要になりますので、
本格的に改善を目指したい方は
ぜひ直接ご相談ください。

でも、
簡単に改善できる可能性がある方法を
2つご紹介します。

が、その前に、
もし今立ち上がろうとすると痛いとか、
屈伸をすると痛いなどの症状があれば、
ぜひ一度その動きを確認してみてください。

その後で、
ここからご紹介する2つの方法を
試してみていただくと、
ビフォーアフターで違いがわかる人も
多いと思いますよ^^


①肩甲骨を動かす


ここまでお伝えした理論を簡単にまとめると、
背中が固い→膝が痛い
ということになります。

胸椎の動きを改善させることは
非常に難しいとお伝えしましたが、
肩甲骨を意識的に動かすことは、
多くの人にとってそれ程難しいことではないと思います。

ぜひ意識的に、
肩を回すような感じで
肩甲骨を大きく動かしてみてください。


②首のストレッチをする
猫背でいると首の前側が硬くなる人が多いので、
首の前側をストレッチすることで、
姿勢が今以上に悪くなることを防ぐ効果があります。
※もちろん完全には防げません。

座った状態でも立った状態でもいいので、
グーっと上を向いて、
首の前側をストレッチしてみてください。

歩くと痛い、
立ち上がる時に痛い、
階段の上り下りで痛い、
屈伸すると痛いなどの症状がある方は、
その痛い動作をする時に、
“下を向かない”
というのも大きなポイントになります。

痛いとつい下を向きがちになってしまう人が多いですが、
下を向いてしまうと、
背中も丸まりやすく、
膝のダメージに繋がってしまいますからね。



いかがでしたか?

まとめると、
膝の痛みと猫背は関係していて、
痛みを改善するためには、
肩甲骨を動かすことと、
首の前側をストレッチすることを試してみて、
痛い動作をする時には
できるだけ下を向かない!!

ということですね。


ぜひ下を向かずに前を向いて歩いて、
当院まで来てくださいね。

変形性膝関節症でお困りのあなたへ

変形性膝関節症と診断されて
お困りのみなさん、こんにちは。


大丈夫ですよ。

変形の度合いと痛みは
基本的には関係ありません。

60代以上で、
実に半数以上の人が
多少なり膝の変形がみられると云われています。

事実、
「変形性膝関節症ですね。」
と診断されていても、
ほとんどの人は手術をしないでも
痛みを改善させることが可能です。


歩き過ぎたり、
スポーツをしていたり、
体重が増えたり、
あるいは運動不足になって来たりして、、、

あなたの膝の痛みが出てきた頃に、
「膝が変形していますね。」
なんて云われてしまったら、
その変形と痛みの関係性なんて
疑う余地がありませんよね…。


でも、
よく考えてみてください。

股関節だって、
同じように負担がかかりますよね?

もっと言うと、
膝よりも足首の方が
負担がかかると思いませんか?


よく整体院なんかで
「骨盤は身体の土台です!」
なんて得意げに言っていたりしますが、
どう考えても
“土台”っていうことだけでいえば
足が土台です。

膝よりも足首の方が体重もかかります。


“膝の変形”自体は元に戻せなくても、
“膝の痛みを解消すること”は意外と簡単です。


ぜひ騙されたと思って、
一度ご相談くださいね。


膝が痛い時に整形外科に行くべきではない3つの理由

こんにちは。


今回は、
膝が痛い時に整形外科に行くべきではない3つの理由」
というタイトルでお送り致します。


膝が痛くなった時、
あなたは整形外科に行きますか?

あるいは、
現在どこかに通院していますか?


もちろん、
骨折、皮膚が切れた(創傷)、事故に遭ったなど、
重症であれば整形外科に行くべきですが、
こと慢性的な膝の痛みであれば、
それが変形であろうと何であろうと、
整形外科では不十分なことがほとんどです。


今回は、
あなたに知ってほしい3つのポイントを
お伝えしたいと思います。


なぜ膝が痛い時に、
整形外科に行くべきではないのか…。


1.“治す”ことが目的ではないから


整形外科では、
状態を改善することを目的としていない
ケースがほとんどです。

薬にしても手術にしても、
その“患部のことだけ”しか考えていません。

例えば、
変形性膝関節症だと診断されたり、
軟骨がすり減っていると言われたり、
体重の増加で負担がかかっていると言われたり、
多くの人が似たようなことを言われています。

ただ、
歩くにしても、
立ち上がるにしても、
スポーツをするにしても、
“膝だけを使う”というシチュエーションなんて
一切存在しませんよね?

膝を使う時は、
間違いなく足首や股関節、
あるいは体幹なども一緒に使います。

一般的に膝の症状を抱える人の大多数は、
足首や股関節の機能が低下していて、
その結果として
“膝に負担がかかっている”
というケースがほとんどです。

“機能低下”の例としては、

□関節の動きが悪い
□筋肉が硬い
□バランスが悪い

などなど、
多岐にわたります。

ですから、
膝が痛い時にも、
本来は膝以外の関節の筋肉や関節の
チェックというのは
ぜったいに欠かしてはいけないのです。

ところが、
膝だけしか診ずに、
痛み止めだったり、
ヒアルロン酸の注射だったり、
あるいは手術だったりというのは、
本質的には何の解決にもなっていないという
ケースがほとんどです。

あまりにも間違った対応が
一般化し過ぎてしまっているということです。


2.二次的なダメージを考えていないから


膝が痛い時に、
左右の膝がまったく同じように、
同じ程度痛いということは
あまりないと思います。

多くの人は、
左右どちらかに強く症状が出ることが
ほとんどです。

もちろん様々に要因がありますが、
一つの要素として、
“全身のバランスの悪さ”があります。

例えば、
左右のゆがみがなく、
両足に均等に体重が乗っているということは
基本的にはありません。

わかりやすい例をあげると、
ゆがみなどで右側の方に荷重が乗りやすいような
バランスになっているとすれば、
当然右側の膝に負担がかかりやすいということは
イメージできますよね?

1でも書きましたが、
膝を使う時には、
足首や股関節も必ず一緒に使います。

その中で、
様々な要因から
結果的に右膝に痛みが出ていたとします。

さらに、
その右膝の変形やダメージが大きくて、
医者から「手術しかない」と
言われてしまったとします。

しかし、
右側に荷重がかかっているという
全身のバランスの根本が何も解決されないまま、
膝だけを人工関節にするなどの
手術をしてしまったら、
今度は股関節や足首にダメージが
及ぶようになってしまう…。

ということがイメージできますか?

身体の痛みや損傷は、
基本的には、
「痛みが出ている患部に原因がない」
ことがほとんどです。

「変形が痛みの原因」
なんて言われて、
それを疑う人なんていないと思いますが、
意外とそうでもありません。

それにも関わらず、
患部しか診ずに治療を進めてしまうと、
将来的には患部である膝以外の部分に、
さらなる負担をかけてしまうことに
なりかねないのです。


3.運動指導のノウハウがないから


安静にしていても痛いということは
あまりないと思います。

歩いていたい、
階段の上り下りで痛い、
走ると痛い、
スポーツをして痛い、
などということがあっても、

寝ていても座っていても痛い…。
なんていうことはないですよね?

つまり、
“動くと痛い”
というケースがほとんどなのです。

それを整形外科に行っても、
薬とか、
湿布とか、
電気治療とか、
流れ作業のリハビリとか、
そんなことをやっていたのでは
いつまで立っても改善しません。

多くの整骨院や整体院も同じで、
“動くと痛い”のに、
ベッドでいくらマッサージをしていても、
一時的な変化しか望めません。

「負担がかかって筋肉が固まっていますよ」
なんて言われて筋肉をほぐされたら、
一見正しいように思いますよね?

ですが、
何度も言いますが、
“動くと痛い”わけであって、
“動いても膝周囲の筋肉が固くならない使い方”を
習得しないといけないわけです。

あるいは、
筋肉が硬くなっているのであれば、
“硬くならない使い方やバランス”
にしていくことが、
本質的な治療になるわけです。

整形外科や、
整骨院、整体院に通院を続けていても
症状が改善しない患者さんが多いのは、
ほとんどの施設で
“運動指導のノウハウがないから”
ということが云えます。




いかがでしたか?

まとめると、
膝が痛いからといって、
膝だけを見ているようではダメなんです。

手術しかないと言われても、
軟骨がすり減っていると言われても、
辛い痛みを解消できることは多々あります。

大切な一生を共にしていく膝です。

メスを入れることなく、
無駄に薬漬けにすることなく、
ぜひ諦めないでくださいね。

そのまま放っておきますか?

良くならないのに、
そのまま通い続けますか?

もしよかったら、
ぜひご相談くださいね。

膝の痛みにはサポーターとテーピングどっちが良いのか?

膝が痛くて、
サポーターとテーピングの違いに
悩んでいるあなた、こんにちは。


私はキネシオテーピング協会というところの
認定指導員をしております。
※認定指導員=テーピングトレーナを養成する講師です。

また、
とあるテーピングメーカーの
技術顧問も拝命しております。

ってなわけで、
都筑区センター南の中で、
テーピング技術なら圧倒的にNo.1の自信があります。

当院では、
他の整骨院の先生やトレーナーさん向けに
テーピング講習会なども開催していますが、
北海道や九州地方からも
わざわざ受講生が訪れます。


…前置きが長くなりました。


本題ですが、
サポーターとテーピングの違いについてです。

結論から言うと、
ちゃんと教わった経験が無くて、
今まさに痛みや不調で困っているのであれば、
とりあえずサポーターがお勧めです。

理由は、
説明書通りに装着するだけだからです。


一方テーピングは、
ちゃんと使えればサポーターよりも
圧倒的に効果がありますが、
素人さんにはちょっと難しいです。

もっと言うと、
整骨院や整体院の先生でも
できない人がほとんどです。

たまに他の整骨院の先生と話すと、
「この前、膝が痛いっていう患者さんが来た時、
わからないけど適当にテーピングしちゃったよ。」
なんて話もわりとよく聞きます。

あなたが整骨院や接骨院に行って
テーピングを貼ってもらって、
まさかそれが適当だなんて
夢にも思わないですよね。

ですが事実、
怪我やスポーツの専門家であるはずの
整骨院や接骨院の先生でさえ、
ちゃんと勉強していて、
日常的にテーピングを使っているという先生は
1割に満たないと云われています。

気を付けてくださいね。


それで、
例えば膝や足首が痛い時は、

「こういう角度にすると痛い…。」

「こういうこういう体重のかけ方で痛い…。」

「こうやって伸ばすと痛い…。」

などなど、
どうしたら痛いか?
というのがはっきりわかることも多いと思います。

そんな時に、
抜群に効果を発揮するのがテーピングです。

痛い方向の痛みだけ制限して、
痛くない方向の動きは自由にしておくことが
できるのです。

ただ、
どれくらいの長さで貼るのか?
どれくらいの強さで引っ張るのか?
どんな貼り方をするのか?
というのを判断するには、
かなりの経験値が必要になります。


その点、
サポーターは、
制限する必要のない動きまで
制限してしまうので、
安心感が高くて良いように思いきや、
制限する必要がない動きまで制限してしまうので、
“プラスにだけ働くわけではない”ということは
理解しておかなければいけません。


慢性的に膝が痛いとか、
あるいは足首や手首が痛いなどということで
サポーターを常用している人も多いですが、
できることなら、
サポーターをしなくてもいいような
身体作りをしたいですよね。

都筑区センター南の整形外科でも、
整骨院でも接骨院でも整体院でも、
ちゃんとしたトレーニング指導をしてくれるところなんて
まったくありません。

でも、
関節や筋肉を良い状態にしていくには、
間違いなくトレーニングが必要で、
施術や電気治療だけでは不十分です。


当院であれば、
地域で唯一、
一般の方~トップアスリートまでの
パーソナルトレーナーの経験もありますので、
ぜひご相談くださいね。


ただ、
痛い時にだけ来るという方は
お断りしてしまうということもありますので、
「ちゃんと身体作りをして一生スポーツに取り組みたい!」
という前向きな方のご来院を
心からお待ちしております。

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